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マドンナの養子縁組破談か

 アフリカ南部マラウイの男児(1)の養子縁組を希望する米人気歌手マドンナが、思わぬ障害に直面している。養子縁組はまだ仮決定の段階だが、養育ぶりを監視する担当者がマドンナ側から金銭などを受け取っていたことが22日までに判明するなど、マラウイ政府が不信感を募らせており、手続きが踏めずに縁組が破談に追い込まれる可能性も出てきた。

 マラウイの裁判所は昨年10月、マドンナの養子縁組を認める仮決定を出し、自宅のある英国での暫定的な養育ぶりをみて正式決定すると判断。特別に担当者を任命し、2度訪英した上で男児の養育環境などを確認、裁判所と政府に報告するよう命じた。

 しかし地元メディアなどによると、この担当者が政府の許可なしにマドンナ側から航空券や金銭を受け取っていたことが発覚。マラウイのカインジャ女性・児童発展相は担当者の英国への渡航を禁じた上で、担当者を変更する考えを明らかにした。

 今回の養子縁組に反対する地元の人権団体は、縁組の可否を正式決定する裁判所は自らが任命した当初の担当者からの報告しか受け付けないだろうと指摘し、縁組は取りやめになるとの見方を示唆。当の担当者も「男児は(マラウイの)村に戻ることになるかもしれない」と述べた。

[2007年8月22日19時20分]

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