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吉永小百合が鉄道博物館であいさつ

 戦前、戦後に活躍したSLやコンピューター制御の運転シミュレーターなどを一堂に展示した鉄道博物館(さいたま市大宮区)が「鉄道の日」の14日、開館した。

 午前9時20分からの開館式にはJR関係者のほか女優吉永小百合が出席。吉永は「映画のロケで日本中の列車に乗ってきたので懐かしさでいっぱい」とあいさつした。

 延べ床面積約2万8000平方メートルの館内には「貴婦人」の愛称で親しまれたSL「C57」をはじめ、横浜-新橋間を走った日本初のSLなど計36両を展示。「D51」の運転室を実物大で再現し、最新技術で機関士を疑似体験できる運転シミュレーターも目玉施設として設置されている。

 鉄道博物館は昨年閉館した「交通博物館」(東京)を引き継ぎ、JR発足20周年を記念して開設。JR東日本の関連団体「東日本鉄道文化財団」が運営する。

[2007年10月14日11時52分]

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