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芸能界の「流し目王子」15歳早乙女太一

写真集の発売イベントを行った早乙女太一
写真集の発売イベントを行った早乙女太一

 大衆演劇界で15歳の王子が話題になっている。「流し目王子」こと、早乙女太一だ。舞台以外でも北野武監督作品やドラマにも出演してファン層を拡大中。11日は都内で写真集の発売イベントを行い、約200人を集めた。野球、ゴルフとスポーツ界は、10代の王子が活躍するが、「流し目王子」の目線の行方にも注目だ。

 早乙女はあでやかな女形の姿で登場した。写真撮影では「流し目ください!」と声が掛かった。中高年のファンが多い大衆演劇だが、この日行われた「早乙女太一写真集」(小学館)の発売を記念した握手会では、若い女性の姿も多く見られた。早乙女が歩くと、人の群れも一緒に移動した。

 4歳4カ月で舞台に立ち、10歳をすぎて女形を始めてから、妖艶(ようえん)な姿が話題になった。公演チケットは即完売の人気だ。早乙女は「流し目王子」と呼ばれることについて「ちょっとピンとこないですね。僕も全然知らなかったんですけど、ちょっと嫌ですね」と、戸惑っている。それでも、「僕のは流し目じゃないですよ」と言いながら、目の動きや目で芝居をすることなど、とにかく目にはこだわっている。

 写真集はハワイで撮影し、着物で海に入ったり、泡風呂にも入るなど、初めての経験をたくさんした。化粧を落としてリラックスする姿など、素顔も満載だ。休みがあれば買い物やサッカーを楽しみ、「普段は男っぽくありたい。好きな女性のタイプはクールな人。ちょっと冷たい雰囲気のある人がいい」と話していた。

 最近では、舞台以外の活躍も広がっている。NHK大河ドラマ「風林火山」や、北野武監督の「座頭市」「TAKESHIS’」にも出演した。今後は「立役(男役)とかいろんなことに挑戦したい。男の目とか女の目とか、まだ勉強中です」と話した。早乙女の流し目から、目が離せない。

[2007年8月12日9時10分 紙面から]

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