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市川染五郎が舞台でも竜馬役

竜馬の銅像の前に立つ市川染五郎
竜馬の銅像の前に立つ市川染五郎

 歌舞伎俳優市川染五郎(34)が東京・歌舞伎座の秀山祭九月大歌舞伎(9月2~26日)昼の部で司馬遼太郎原作「竜馬がゆく 立志篇」に主演することになり22日、坂本竜馬の故郷高知市を訪れた。桂浜で太平洋を望む竜馬の銅像や、遺品が展示される坂本竜馬記念館を見学した。04年にはテレビ東京の新春ワイド時代劇「竜馬がゆく」に主演しており、待望の舞台版主演となる。

 今年は竜馬没後140年にあたり、多くの地元マスコミも取材に駆け付けた。桂浜訪問は2度目で「やっぱり海の眺めはいいですね。竜馬が立った大地を踏み、同じ空気を吸うことで、何かを吸収できていると思う」と手応えを口にした。記念館では坂本家に代々伝わる日本刀を手にし「何か妖気を感じます」。

 今回はペリー来航時の横須賀で桂小五郎(歌昇)と会い、26歳で勝海舟(歌六)に弟子入りするまでを描く。「男臭い、脂ぎってギラギラした男たちが生きている芝居にしたい。個人的には竜馬は痛快な男というより、いろいろと考えてエネルギーをため込んだオタクという感じがする。完結編まで3部作を上演したいし、構想もあります」とシリーズ化に意欲をみせた。

[2007年8月23日7時50分 紙面から]

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