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林家こん平が3年ぶりに高座

楽屋で取材に応じる、左から海老名香葉子さん、林家こん平、林家いっ平
楽屋で取材に応じる、左から海老名香葉子さん、林家こん平、林家いっ平

 落語家林家こん平(64)の「チャラーン」が31日、3年ぶりに復活した。東京・浅草演芸ホールで行われた「林家三平追善 林家一門会」にトリで登場。めくりで「こん平」の名前が出ると、立ち見も出る超満員の観客から大きな拍手がわき、泣き顔のこん平の音頭で「チャラーン」の大合唱。弟子の正蔵、いっ平ら一門が高座に上がり、三本絞めで復活を祝った。

 04年8月に多発性硬化症で入院し、レギュラーの「笑点」も休演。退院後は自宅で療養を続けた。6月に監督を務めるらくご卓球クラブのパーティーに元気な姿をみせ、現在は毎週1回、卓球とリハビリセンターに通っている。まだ声はかすれ気味だが、本格的な高座登場にこん平は「胸がいっぱいです」。今後も一門の会には積極的に出演するという。

[2007年9月1日9時42分 紙面から]

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