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木久扇&木久蔵が親子ダブル襲名披露

W襲名会見で笑顔で看板を手にする二代目林家木久蔵(左)と林家木久扇
W襲名会見で笑顔で看板を手にする二代目林家木久蔵(左)と林家木久扇

 林家木久蔵改め初代木久扇(きくおう、69)と林家きくお改め2代目木久蔵(31)の親子ダブル襲名披露宴が4日、東京・日比谷の帝国ホテルで行われた。落語界をはじめ、政界から自民党の中川昭一、石原伸晃新旧政調会長、漫画界からさいとうたかを氏、黒鉄ヒロシ氏、放送作家の高田文夫氏、南原清隆ら約500人がお祝いに駆け付けた。

 披露宴前に会見した木久扇は「名前の生前贈与です。今回の襲名は落語の宣伝・広報部員のつもりでやっています」と話せば、新木久蔵は「襲名したら『笑点』に出られるかと思ったけれど、まだ話がなくて…。今は僕の人生の中で1番張り切っています」。同席した春風亭小朝は「この襲名、仲間内では『ほしのあきみたい』と言われているんです。乳(父)ばかり目立って」と笑わせた。

 襲名披露興行は9月21日から上野鈴本演芸場を皮切りに、新宿末広亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場のほか全国約70カ所で行われる予定。トリは新木久蔵が務めるという。

[2007年9月5日8時41分 紙面から]

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