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奈美悦子が新郎“世田谷のR・ギア”紹介

夫の写真を手に結婚会見を行った奈美悦子(撮影・中野由喜)
夫の写真を手に結婚会見を行った奈美悦子(撮影・中野由喜)

 再々婚した女優奈美悦子(56)が19日、都内で会見を行い「私の中では世田谷のリチャード・ギア」「料理もやってくれて、私は今、姫です」とのろけながら新郎の緒方博氏(57)を写真で紹介した。

 緒方氏はテレビや映画の撮影監督で、約23年前から交際。04年に、奈美が手や足に発疹(ほっしん)ができ、骨や関節が変形する病気に苦しんだ際も支えていた。奈美は「2年間、24時間体制で支えてもらった。その病気も完治したのが大きく、芸能生活40周年でもあるからけじめをつけた」と結婚を決意した理由を説明した。

 会見ではいつもの毒舌はなく「病気の時、九州男児で1人っ子なのに、お料理も掃除も全部やってくれました。けんかも全然しないし、私だけ見ていてくれる安心感があります。夫は介護婚と言っているから支えてもらおう」と、のろけた。挙式の予定はないが、左手には結婚指輪が光っていた。

 会見後には、レギュラーの文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」に生出演し「大竹さんに昔から不幸を背負った女と言われていたから、結婚してやったわよ。ざまーみろ」と、いつもの毒舌に戻っていた。

[2007年9月20日7時29分 紙面から]

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