このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー


ホーム > 芸能 > ニュース


芸能メニュー

倉木麻衣がソウルで熱唱

 【ソウル22日=木下淳】韓国で「日本の妖精」と呼ばれる倉木麻衣(24)が、アジアの文化交流を目的とした音楽祭「アジア・ソング・フェスティバル」に日本代表として出演した。約5万5000人が詰めかけた市内のW杯スタジアムで東方神起(韓国)F4(台湾)ら9の国と地域の代表歌手13組と競演した。

 終盤に登場した倉木は約30人の韓国人キッズダンサーを従えて熱唱。「アンニョンハセヨ クラキマイ イムニダ(こんにちは、倉木麻衣です)」とあいさつ。日本未発表の新曲「Silent love~open my heart~」を初披露した。この日のために温めていた曲で「(韓国から)世界に初めて発信できて幸せ」。ペンライトが揺れ、金切り声が反響した場内の反応に、はにかみながら頭を下げた。

 アジア進出にあたり、教師を雇って勉強中の語学力も発揮した。6月に行われた日中韓サッカー大会「A3杯」で手掛けたテーマ曲「Born to be Free」を韓国語で歌い「微妙なニュアンスが難しかったけど、韓国の方々にダイレクトに思いが伝われば」。韓国語で歌っていることに気付いたファンが合唱する姿に倉木も燃え、上着を脱ぎ捨てて声を張った。同曲は来年の「A3杯」(韓国)のテーマ曲にも2年連続で決まった。

 倉木は韓国内で浜崎あゆみ、宇多田ヒカルとともに3大歌姫と称される。6月に台湾最高の音楽賞「金曲奨」で歌ってアジアの知名度が増し、11月23日には台北で初の海外公演を行う。倉木は「ライブ活動も含めて、自分の音楽を海外に発信したい。期待してください」。今日23日には、韓国の私設ファンクラブのイベントに出演する。

[2007年9月23日7時34分 紙面から]

関連情報

最新ニュース

記事バックナンバー




このページの先頭へ