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テリー伊藤が高座デビュー“林家テリ平”

落語デビューしたテリー伊藤(撮影・蔦林史峰)
落語デビューしたテリー伊藤(撮影・蔦林史峰)

 テリー伊藤(57)が22日“林家テリ平”の高座名で落語家デビューした。都内で行われた林家たい平(42)の独演会に弟子としてゲスト出演し、古典落語「湯屋番」を披露。師匠も驚く落語センスで客席を爆笑させた。

 東京・築地に生まれ、子供のころから落語好き。この日のためにあつらえた紺色のつむぎで高座に上がり「楽屋で林家ペーさんがずっと騒いでいて、全部忘れてしまった」。

 演目「湯屋番」は、勘当されて湯屋の番台を務めることになった若だんなのドタバタを描くこっけい噺(ばなし)。安倍首相の電撃辞任をまくらに“出来の悪い2代目”のモテたい妄想をテリー流の台本で繰り広げた。持ち前のお笑いセンスは落語でも発揮され、客席にいた林家一門の林家ペーも「すごいうまい。本当に初めてなの?」と手をたたいた。

 落語家デビューは、ラジオ番組で共演しているたい平に夢として語ったことから実現した。この日のため、4、5回けいこしたという。余興ではたい平と二人羽織を披露。羽織の後ろに入ってたい平の顔面にケーキの生クリームを押し付けるなど、バラエティー感覚で沸かせた。

 終演後は「緊張したー。生放送で文句言ってる方が楽。もっと面白くなったと思うので60点くらい」と照れたが、たい平から「初高座でこれだけの度胸と内容を見せて、もう100点満点」と絶賛されると大喜び。「お客さんも笑ってくれてうれしい。病みつきになりそう。師匠にもらったビデオがあと3本残ってますからね」と、今後にも意欲をみせた。

[2007年9月23日7時35分 紙面から]

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