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Lead台湾で初の海外単独ライブ

 【台北25日=木下淳】4人組ヒップホップダンスユニットLeadが、初の海外単独ライブを実現した。慶事の中秋節でにぎわう市内の台北県政府多功能集会堂で、前日24日に続く2日目の公演を開催。2週間かけて覚えた最新シングル「海」の北京語バージョンを披露するなど、現地のファンに歩み寄って交流した。

 リーダー中土居宏宜(22)は「日本と違って地響きのようだった」という歓声を制して「ダージャーイーシーチャン(みんな一緒に歌いましょう)」と呼び掛けた。既に台湾で5作のアルバムを発売しており、楽曲も浸透。「ナイト・デラックス」など、日本語曲の合唱が何度も響いた。

 興奮した客席は幕引きのアナウンスが流れても歌うことをやめなかった。自発的に代表曲「ONE」を歌い続け、たまらず4人も再登壇。予定外のダブルアンコールで同曲のアカペラを披露し、鍵本輝(19)が「ウォーハンシーファンライタイワン(僕らは台湾が好きです)」と感謝した。熱烈歓迎を肌で感じた古屋敬多(19)も「このまま台湾に住みたい」と喜んだ。

 「男性アイドル+ヒップホップ」がヒットの法則として定着した台湾でLead人気は高い。現地テレビ局のレギュラー番組を持っていた04年に台北の流行発信地・西門町で路上ライブを開催。約8000人が殺到してパニックになり、同所でライブすることが禁止になったほどだ。今月14日には台湾限定でアルバム「シングル・コレクション」を発売。当地の音楽ランキング、東洋チャートで週間1位を獲得した。今公演の開催を願う手紙も海を越えて何通も寄せられた。

 海外で実績を残したことで先輩の背中も見えてきた。11月10、11日に3度目の台湾公演を台北アリーナで行うw-inds.も、04年に初の海外ライブを台湾で成功させてから中国や香港、韓国に活動の幅を広げた。中土居は「次は僕らも台湾各地やアジアを回るツアーに出たい」。日本だけではなく、アジアをリードする日を夢見ている。

[2007年9月26日7時41分 紙面から]

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