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若尾文子「すべてが思い出」

黒川紀章さんの告別式を終え位牌(いはい)を手に出棺する若尾文子
黒川紀章さんの告別式を終え位牌(いはい)を手に出棺する若尾文子

 12日に心不全のため亡くなった世界的建築家、黒川紀章さん(享年73)の葬儀・告別式が14日、東京・南青山の梅窓院で営まれた。密葬形式だったが、生前の親交をうかがわせるように予想を大幅に超える約200人が参列。妻で女優の若尾文子(73)が喪主を務め「建築家としての黒川を皆さんの心に長く留めていただければ幸せ。本人も喜ぶでしょう」と、はっきりした口調で謝辞を述べた。

 黒川さんの遺体はこの日夕、都内斎場で荼毘(だび)に付された。遺骨は長男未来夫さん、遺影は長女かこさんが抱え、若尾は車中から報道陣に会釈して斎場を後にした。ひつぎには何も入れなかった。参列した黒川さんの弟雅之さんの妻でコーディネーターの加藤タキさん(62)によると、若尾は「そこらじゅうの空間すべてが黒川との思い出だから、これから寂しくなるだろうな」と心中を吐露していたという。

 黒川さんはロシア・エカテリンブルクから依頼された仕事などが残っていたが、国内では人工透析クリニックを来年元日にオープンする計画もあったという。ある参列者は「1億3000万円を融資してくれて設計も手掛けてくれるはずだったのですが」と、志半ばの悲報に肩を落とした。

[2007年10月15日8時55分 紙面から]

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