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ガッキー初「オールナイトニッポン」

パーソナリティーに初挑戦する新垣結衣(撮影・木下淳)
パーソナリティーに初挑戦する新垣結衣(撮影・木下淳)

 女優で歌手の新垣結衣(19)が9日、ニッポン放送「オールナイトニッポン」のパーソナリティーに初挑戦した。10日深夜1時からの1夜限りの放送に先立ち、東京・有楽町の同局で事前の一部収録に参加。冒頭のテーマ曲を聴いた新垣は「正直、オンタイムで聴いたことがない番組でしたが、メロディーを聴いて熱くなりました」。TOKYO FMでもレギュラーを持つが、実質的な出演時間は10分間。今回は2時間の長丁場で「台本もないし、伝えたいことも多いので好きに話したい」と意気込んだ。

 67年10月1日にスタートした「オールナイトニッポン」は今年で40周年を迎えた。同局ではメモリアル企画として、今年活躍した人物や大物を相次いで起用。東国原英夫宮崎県知事や小泉今日子、安室奈美恵、SMAP香取慎吾、矢沢永吉ら豪華な顔触れをそろえた。新垣もリスナーからの待望論に支えられ、今年の顔として認められた形だ。

 実際、忙しい1年だった。映画、ドラマに初主演し、5日にはアルバム「そら」でCDデビュー。活動の幅を飛躍的に広げた。現在は21日の日本武道館イベントに向けて音楽活動に専念中。「そら」は初回出荷10万枚が完売し、急きょ5万枚を増産する勢いで「マネジャーに内証で連れて行かれたレコード店では試聴してる人もいた。違和感があって直視できなかったんですけど」。少し前には想像できなかった光景に驚いた。

 年の瀬の28日には新人賞に輝いた日刊スポーツ映画大賞の授賞式に出席。大みそかの予定は流動的だが「実家の沖縄で家族と年越しそばを食べてそう。今年は目まぐるしかったです。来年は全国ツアー? 皆さん焦らないで。自動車免許を取ったり、もっと視野を広げていきたいので」。環境の激変をよそに、今後も自然体で臨むことを強調した。

[2007年12月10日8時13分 紙面から]

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