芸能

王理恵さん「結婚できるよう努力します」

結婚延期について、時折笑顔を交えて答える王理恵さん（撮影・浅見桂子）

　横綱朝青龍の担当医の本田昌毅氏（３７）との結婚を延期した、ソフトバンク王貞治監督（６７）の二女で野菜ソムリエの王理恵さん（３７）が２５日、東京・お台場のフジテレビで会見した。理恵さんは「（彼は、まだ）婚約者です。でも、この先、絶対に結婚するのかと言われると分からない」と説明。会見では本田氏のことを「本田昌毅さん」と何度もフルネームで呼ぶなど、よそよそしさや、溝の深さを印象付けた。

　理恵さんが、本田医師に結婚延期を突きつけたのは、ハワイから帰国の機中だった。２人は今年３月に知り合い、今月初めに交際が発覚。同時に、来年元日の婚姻届提出と、１月下旬の披露宴を明らかにしていた。今月１０日には王監督の同伴でハワイへ婚前旅行。だが、１４日に日本到着の飛行機の中で理恵さんが、本田氏に結婚の延期を提案したという。理恵さんは「決定的なことはないけれども、小さな価値観が違った。その違いを踏まえた上で、いろいろなことを築き上げる時間が、私たちにはなかった」と話した。

　結婚延期の背景には、本田氏のスキャンダルもあるようだ。ハワイから帰国の機中で理恵さんは、本田氏の女性問題が書かれた週刊誌を手にした。「確かに機内で週刊誌を読んで、結婚を延期できないかと言った。ハワイで一緒に時を過ごす中で、結婚という重大なことを決めるには、あまりに短かったのかなと思っていました。戻ってから（延期を）話そうと思っていたけど、週刊誌を読んで早く言わねばと思った」。最初、本田氏はビックリしていたが、２人で話し合ううちに納得してくれたという。

　だが、理恵さんは会見中、人ごとのように「本田昌毅さん」を連発。貴乃花親方が故二子山親方の相続でもめたときに、実兄の元若乃花親方を「花田勝氏」と呼んだのと同じ、よそよそしさを感じさせた。

　ハワイに残っていた王監督へは、理恵さんが電話で報告。「２人でちゃんと話し合ったのか。だったら、おれは何も言わない」と言われたという。現在の２人の関係について、理恵さんは「婚約者です。（婚約解消は）分からないけど、この先、絶対に結婚するのかと言われると、分からない。結婚できるよう努力します」と苦しい胸の内を吐露した。覆水盆に返らずとなるのか。再び結婚に向け歩み始めるのは、難しそうだ。

［2007年12月26日8時25分　紙面から］

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