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森光子「でんぐり返し」から「万歳三唱」

通算1860回を達成した「放浪記」で万歳三唱に喜ぶ森光子(左から2人目)
通算1860回を達成した「放浪記」で万歳三唱に喜ぶ森光子(左から2人目)

 7日に初日を迎えた森光子(87)主演舞台「放浪記」(3月30日まで)が8日、東京・有楽町のシアタークリエで61年初演以来、通算1860回を達成した。今回から森ふんする林芙美子が作品が雑誌に掲載された喜びからみせる「でんぐり返し」を封印。木賃宿の人々が万歳三唱、最初の2回ははにかんでいた芙美子も3回目で遠慮がちに万歳する新演出となった。はにかむ演技は森のアイデアで、観客の拍手の大きさはでんぐり返しと同じだった。

 森は「新しく変わったけれど、お客さまは変わらなかった。温かく私を助けてくださった。気落ち良くできました」と手応えを口にした。大きな拍手に「五輪選手のような気持ちを味わった」という森には昨年11月の封印発表後も心残りがあった。楽しみにしている観客に申し訳ないとの思いだったが、発表から数日後、ある新聞に同世代の読者投稿が掲載された。「封印を知って、私もでんぐり返しをしてみたら、その日から医者通いです。森さん、ご苦労さま。もうやめていいですよ」。その言葉が励ましになった。

 カフェで足を軽々と上げる踊りは健在で、約3時間出ずっぱり。初日に堂本光一の激励も受けた。すでに1、2月公演のチケットは完売。2月23日に1900回を達成し、12月まで博多、大阪、名古屋で公演が続く。

[2008年1月9日9時22分 紙面から]

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