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「メンズポッキー」岡田将生ドラマ初主演

 激戦のイケメン俳優戦線に新星が飛び出した。「メンズポッキー」のCMに出演中の岡田将生(まさき=18)がテレビ朝日の特別ドラマ「フキデモノと妹」(3月1日午後1時55分放送)で初主演する。オリコンのインターネット調査「08期待の俳優ランキング」で2位にランクされるなど期待度も高いが、イケメンなのに「吹き出物」に悩む役で抜てきを受けた。

 新垣結衣を人気者に押し上げた「ポッキー」のCMから、また主役の座を射止めた若者が現れた。岡田は昨年、フジテレビの人気ドラマ「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」に出演。秋には「メンズポッキー」のCMに登場するなど、注目度を上げると、オリコンが10~20代を対象に実施した「08にブレイクしそうな期待の俳優」の2位にランクされた。「デビューして間もないのに存在感がある」という声に後押しされるが、初主演は奇妙な役で抜てきされた。

 主人公は鼻の下にできた吹き出物の状態が、病気で入院している妹の体調と関係することに悩む18歳。180センチの長身で目立つのに、変な外見でさらに目立ち、最後はその吹き出物が花になるというコメディーだ。「脚本を読んだ第一印象は『えっ?』って感じ。でも、何度も読むうちにファンタジーだなと思いました。意志が弱く、情けなさが染み付いた僕がどう変化するか見てほしい」とアピールしている。

 昨年、出演したテレビ朝日のドラマ「生徒諸君!」にも制作スタッフとして加わった奥住尚弘プロデューサー(32)は「すごく純粋で人の意見を聞いて演じる能力があった。だから、イケメンが喜怒哀楽を表に出すギャップを今回やらせたかった」と、岡田の魅力を説明する。

 フレッシュさや甘い魅力はすでにある。これに演技力が加わればまさに「鬼に金棒」なのは、本人が一番分かっている。「実は僕、変わった役ってやってみたいんです」と笑う岡田。CMに続いてドラマで新たな一面を披露する。

[2008年2月13日8時36分 紙面から]

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