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大場久美子30年ぶり「コメットさん」

30年ぶりにドラマ「コメットさん」の衣装を着てバトンも披露した大場久美子
30年ぶりにドラマ「コメットさん」の衣装を着てバトンも披露した大場久美子

 女優大場久美子(48)が23日、30年ぶりに「コメットさん」になった。都内で行われた芸能生活35周年ライブで、ドラマで演じた黄色いホットパンツ姿を披露。主題歌「キラキラ星あげる」を歌った。

 大場の代名詞とも言えるコメットさんだが、放送したTBSとの当時の約束で、ドラマ以外で衣装を着用できなかった。そのため、ファンの前にコメットさんの衣装で現れるのは初めて。2部構成で各17曲を歌うライブ中盤、「大場久美子は酸素補給のため休憩中」という設定で、コメットさんが登場した。

 「恥ずかしい。気持ち悪くなりませんか?」と苦笑しながら、ファンからは大きな拍手と声援を受けた。30年前より声は少し低い。「ちょっと良くなった」と本人が話した音程だが、相変わらず定まらなかった。「この年でやるか!? と驚いていただけたと思います。外見は違っても30年前に戻れて懐かしかった」。目尻にしわを寄せて笑った。

 昨年3月にブログを始めると、35周年企画としてライブを望む声が多いことを知り、今回のコスプレを目玉にしようと決めた。こっそり肉体改造もした。衣装を着られるようダイエットし、ウエストとヒップを各4センチ絞った。トレードマークのバトンも練習した。「35年、激動であっという間でした。でも、コメットさんがなければ今はない」と言うほど思い入れは強く、今後も機会があれば変身するかもしれない。

[2008年2月24日9時16分 紙面から]

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