智弁学園・岡沢主将「満足せず夏に向けて」V報告会

センバツ初優勝から一夜明け、智弁学園ナインは岡沢主将(左)を先頭に学校に凱旋(がいせん)(撮影・堀まどか)

 前日3月31日に閉幕した第88回選抜高校野球大会(甲子園)で初優勝した智弁学園ナインが奈良・五條市の学校に、紫紺の大旗とともに凱旋(がいせん)した。

 雨の中、待ち受けた学校関係者、家族、応援団、チアリーダーの前に選手を乗せたバスが到着したのは午後1時半過ぎ。岡沢智基主将(3年)が藤田清司理事長に大旗を手渡した。午後2時過ぎから学校内で行われた報告会には、五條市の太田好紀市長らも出席。同市長は「センバツに出発する前に表敬訪問で来てくれた際、小坂監督は『優勝を目指します』と約束してくれた。その言葉通りに日本一になってくれましたね」と喜んだ。岡沢主将は「優勝できたことで満足せず、夏に向けて死にものぐるいで頑張ります」と誓った。