横浜2年ぶり決勝進出 エース石川が13奪三振快投

力投する先発の横浜・石川達也(撮影・足立雅史)

<高校野球春季神奈川大会:横浜5-1慶応>◇30日◇準決勝◇サーティーフォー保土ケ谷

 横浜が14年以来、2年ぶりの決勝進出を決めた。

 背番号「1」石川達也投手(3年)が先発。9回途中まで13奪三振の好投を見せた。1失点した後、9回1死からドラフト上位候補の藤平尚真投手(3年)がリリーフし、空振り三振、遊ゴロに仕留めた。

 平田徹監督は「石川を完投させて夏に向けて自信をつけさせたかったのですが、最後はスタミナ面に課題を残しました。それでも、ストレートは走っていたと思いますし状態は上がっています。明日は優勝を狙って頑張りたいと思います」と言った。横浜は、春季関東大会(5月21日開幕、群馬)への出場が決定した。