<全国高校野球選手権:鳴門3-2佐久長聖>◇7日◇1回戦
鳴門(徳島)が佐久長聖(長野)に競り勝ち、夏の甲子園10勝目を挙げた。
森脇稔監督(55)は「勝因は手束(海斗外野手、3年)の初回のホームランと、河野(竜生投手、3年)の粘り強いピッチングです」と投打の殊勲者の名を挙げた。
手束は1回裏2死三塁で左翼席へライナーの大会第1号を放った。この試合の序盤は甲子園特有の浜風ではなく、左翼から右翼方向へ風が吹いた。右打者には逆風だったが、それをものともしない一撃。「あれでチームに勢いをつけられたと思います」と手束は満足そうな顔だった。
エース左腕の河野は、1年夏から3年連続の先発。14年は近江(滋賀)、15年は九州国際大付(福岡)に敗れていた。3年生でようやくつかんだ甲子園の勝利。「3年目で1番しっかりと投げることができました」と喜びをかみしめながら「四死球で無駄な走者を出してしまったところが反省点です」と、2回戦へ向けての改善点を口にしていた。