秀岳館・鍛治舎監督「残念」生命線の継投裏目

北海に惜敗した秀岳館ナインはベンチ前に整列し肩を落とす(撮影・梅根麻紀)

<全国高校野球選手権:北海4-3秀岳館>◇20日◇準決勝

 秀岳館(熊本)が今センバツに続いてまたもベスト4で敗戦。

 春夏通じて初優勝の夢は断たれた。3回に生命線の継投策が裏目に出て3失点。終盤に主将で4番の九鬼の適時打で1点差に詰め寄るも、あと1歩及ばなかった。鍛治舎巧監督(65)は「熊本の皆さんにあと1試合ドラマを届けたいと思っていましたが、残念です」と唇をかんだ。