日本高野連は、今月30日に台湾・台中で開幕する第11回U18アジア選手権(9月4日決勝)に参加する高校日本代表チーム18人を発表した。

 今年の春夏甲子園出場選手に選考委員会から推薦された選手を加えた18人で、全員が3年。夏の甲子園優勝投手の作新学院(栃木)・今井達也、高校BIG3の履正社(大阪)・寺島成輝、横浜(神奈川)・藤平尚真、花咲徳栄(埼玉)・高橋昂也、東海大市原望洋(千葉)・島孝明らドラフト候補の投手陣が名前を連ねた。

 一方で、来年のU18ワールド杯(カナダ)に出場可能な2年は選ばれず。同高野連の竹中雅彦事務局長は「アジア3位以内に入らなければ来年のワールドカップに出場できず、アジア選手権で勝てる最強JAPANを編成する中で、2年生を選ぶには3年生を上回る力量が求められる。その意味では該当者がいませんでした」と説明。

 また昨年、1年で代表入りしながら今年の選考からもれた早実(西東京)・清宮幸太郎内野手(2年)については第1次選考で候補にあがったことを明かし「早実でしっかりキャプテンを務めあげ、来年は甲子園に出て代表に返り咲いてほしい。逸材ですから」と代表復帰を期待した。