田浦3連投先発に小枝監督「無理を承知で起用した」

2回裏韓国1死満塁、ベ・ジファンに押し出し四球を与える田浦(撮影・鈴木みどり)

<U18W杯:日本4-6韓国>◇9日(日本時間10日)◇スーパーラウンド◇カナダ・サンダーベイ

 日本は救援で好投を続けてきた田浦文丸投手(3年=秀岳館)を先発させたが、さすがに疲労の色を隠せなかった。

 今大会6試合目の登板で初失点するなど、2回途中5失点で降板。チームを支えてきた左腕は「抜け球が多く、それを捉えられた」と悔しがった。

 8日にナイターで行われたカナダ戦で、試合終盤に救援。9日のデーゲームだった韓国戦は3連投目だった。

 田浦頼みの投手起用になったことを、小枝監督は「疲れていない投手はいないし、無理を承知で起用した」と説明した。