健大高崎・大越V打「修正して打てたのでよかった」

健大高崎対東海大甲府 8回表、健大高崎、一、二塁から、勝ち越しとなる適時二塁打を放つ大越(撮影・保坂淑子)

<高校野球春季関東大会:高崎健康福祉大高崎8-2東海大甲府>◇20日◇2回戦◇袖ケ浦市営

 高崎健康福祉大高崎(群馬1位)が、終盤の猛攻で東海大甲府(山梨2位)を振り切った。

 2ー2の同点で迎えた8回表、一死一、二塁から、大越弘太郎内野手(3年)の2点適時二塁打で勝ち越すと、続く高山遼太郎内野手(3年)が右越えの2点本塁打を放ち、この回4点をあげた。9回にも2点を加え試合を決めた。

 勝ち越し打を放った大越内野手は「その前の3打席は、体が開いてバットが下から出て無安打だった。4打席目で、修正して打てたのでよかった」と、笑顔を見せた。

 青柳監督は「集中打がよかったね。後半で気持ちを切り替えて丁寧に攻められた」と、選手たちをたたえた。

 高崎健康福祉大高崎は、21日準々決勝で、浦和学院と対戦する。