浦和学院(埼玉1位)が千葉黎明(千葉4位)に勝利し、8強入りを決めた。

 右ひじを痛めていたドラフト候補の渡辺勇太朗投手(3年)が、公式戦に復帰した。

 0-0の3回2死一、二塁から千葉黎明の宮本に適時三塁打を許し2点を先制されたが、4回に打線がつながり3連打などで3点を奪いひっくり返した。渡辺は4回1/3を投げ被安打3で2失点、5奪三振の好投。復帰戦で60球を投げ「(100点満点で)50~60点くらい。コントロールとフォームを重視して投げていた。まだフォームも定まっていないし、課題は山積みです。これから夏に向けて、自分の中で合わせていきたい」と前向きに話した。

 森士監督は「この大会に合わせて準備してきた。マウンドに立って、この雰囲気で投げられたことが収穫だと思う」と話した。