大阪桐蔭・根尾は安定感上昇、柿木は春充電/北大阪

大阪桐蔭・根尾昴

<ピカイチ投手編>

 高校野球特集の第1回は、日刊スポーツ記者が全国の有望投手にスポットを当てる「ピカイチ投手編」。

 大阪桐蔭(北大阪)のプロ注目の3投手が最後の夏を迎える。今秋ドラフト1位候補の「二刀流」根尾昂内野手(3年)は、春の近畿大会決勝で智弁和歌山相手に11安打を許しながら1失点完投。センバツに続いて優勝投手になるなど、安定感は増す一方。「6月を使って、最後の夏の大会に向けて、全国の中で一番いい準備をしたい」と話していた。柿木蓮投手(3年)は春の府予選でベンチを外れ夏に向けて体作りに専念。その間に背番号1を付けた横川凱投手(3年)も経験を積み、史上初の2度目の春夏連覇へ投手力が整ってきた。