【甲子園】慶応・清原勝児「人生で一番ぐらいの声援でした」和博氏「いい当たり。親として尊敬」

北陸対慶応 7回裏慶応無死、左飛に倒れた代打清原(撮影・宮地輝)

<全国高校野球選手権:慶応9-4北陸>◇11日◇2回戦

優勝候補の慶応(神奈川)が投打の歯車がかみ合い、初戦を白星発進した。PL学園(大阪)時代に甲子園で通算13本塁打を放った清原和博氏(55)の次男、清原勝児内野手(2年)は代打で左飛だった。

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「代打、清原くん」のコールが響くと、夏の聖地が沸いた。清原和博氏の次男、勝児は9-0で迎えた7回、先頭で代打で登場。「おぉ~!」という声が観客から起こった。

背番号15で打席に立ち、カウント1-1からの3球目、129キロをとらえたが惜しくも左飛に倒れ、悔しそうな表情でベンチに戻った。「とにかく楽しんで打席に立つのを念頭に置いていた。すごい声援をいただいて、感謝という言葉がまず出てきて、それを力に変えようと思って打席に立ちました。人生で一番ぐらいの声援でした」と話した。5番三塁で出場したセンバツに続き、愛息をスタンドから観戦した和博氏は「アウトにはなりましたが、レフトへのいい当たりでした。素晴らしいスイングでした。僕の甲子園13本塁打より価値があると思っていますし、親として尊敬の念を抱いています」とコメントした。

勝児にとって、父の存在は「すごい偉大な選手で、目標としている選手。超えられるように」という。和博氏は、3月に85歳で急逝した父洋文さんの毛髪と数珠を持参。「父が一番喜んでいるのではないでしょうか。次戦も慶応高校らしく普段通りの野球をやって欲しいと思います」とエールを送った。【保坂恭子】

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