【甲子園】横浜エース織田翔希「何回来ても初心に戻れる」沖縄尚学戦「自分らしく投球したい」

甲子園球場のマウンドで投球練習する横浜・織田翔希。左は見守る村田浩明監督(撮影・前田充)

<全国高校野球選手権:甲子園練習>◇3日

“東の横綱”が今夏も甲子園に戻ってきた。4季連続出場の横浜(神奈川)が甲子園練習4日目に登場。常連校らしく統率の取れた集団がテキパキした動きでグラウンドで汗を流し、昨夏優勝の沖縄尚学との初戦に向けてイメージを膨らませた。最速157キロを誇るプロ注目のエース織田翔希投手(3年)はマウンド上から力の入ったボールを投げ込んだ。

主役候補の投球に皆くぎ付けとなった。左翼ブルペンで投球練習をしていた織田がマウンドへ向かうと、各社のカメラマンが一斉に移動を始めた。織田の行く方に一目散に向かって歩を進め、一挙手一投足を逃すまいと夢中になってシャッターを切った。圧倒的な注目度の高さがうかがえる中で、織田はマウンド上では10球投げた。

投げた感覚は「すごくよかったです」と振り返り「いつ来ても、何回来ても初心に戻れると言いますか、自分としてはすごく本当に原点であり思い出の場所」と、慣れ親しんだ甲子園への感謝を持って練習を終えた。

1日に行われた組み合わせ抽選会により、初戦の対戦相手が沖縄尚学に決まった。昨年の春夏甲子園優勝校同士がいきなり激突することになり、試合がある大会第6日の10日の第2試合のチケットは早くも「空席なし」(販売サイト「甲チケ」より)。注目度の高さはダントツだが「どこが来ようと自分たちがやるべきことは変わらない」ときっぱり。「しっかりバッターを見つつですけど、自分らしく投球したいなと思います」。

昨春に沖縄尚学と対戦した際には、相手アルプスから聞こえる独特な応援を実感した。指笛、カチャーシーのリズム、「ハイサイおじさん」などの沖縄民謡曲が飛び交うことを想定しながら「すごく投げてて聞こえますし、でもやっぱりそれを『自分の応援だ』と思って力に変えて、苦にすることなく、しっかりとマウンドで投球したいなと思います」と話していた。

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