【甲子園】春夏通じて初勝利目指す札幌日大が総合力高い22年夏の覇者仙台育英に挑む/見どころ

札幌日大・前田和磨(左)と仙台育英・田山纏

<全国高校野球選手権:札幌日大-仙台育英>◇5日◇1回戦

開幕戦を制するのは春夏通じて甲子園初勝利を目指す札幌日大(南北海道)か、22年夏の覇者仙台育英(宮城)か-。第108回全国高校野球選手権大会が、いよいよ8月5日に開幕する。大会第1日は開会式後の1試合のみ。2年ぶり2度目の出場となる札幌日大と、2年連続32度目の出場を誇る仙台育英が対戦する。

春夏通じて甲子園初勝利を狙う札幌日大は、高い総合力を誇る仙台育英に対してどこまで食らいつき、ロースコアの接戦に持ち込めるか。中盤から終盤にかけて競り勝つ展開を作れれば、勝機は大きく広がってくる。高校通算10本塁打の星野穰一郎外野手(3年)や頼れる主将前田和磨捕手(3年)を中心とした切れ目のない打線でいかに少ないチャンスを物にできるかが鍵になる。

一方で仙台育英は宮城大会5試合で59得点を挙げた破壊力抜群の打線に加え、失点はわずか2と投打で圧倒。2年連続32度目の甲子園切符をつかんだ。宮城県大会決勝は、秋、春に続いて東北との顔合わせ。夏の決勝では7年ぶりとなる伝統校対決を制し、県内では頭一つ抜けた実力を示した。

県大会では3年生9人、1、2年生11人がベンチ入りし、若い力が躍動した。中でも、昨夏に令和の「アライバ」として甲子園を沸かせた「アリスナ」の二遊間コンビ有本豪琉内野手、砂涼人内野手(ともに2年)は今年も健在だ。下級生の活躍が光る一方で、田山纏外野手(3年)は宮城大会打率6割超えと主軸の役割を全う。若いチームを支える大黒柱として存在感を放った。昨夏は3回戦で優勝校の沖縄尚学に3-5と惜敗。あの悔しさを胸に、下級生の勢いと3年生の意地を融合させ、4年ぶり4度目の頂点を目指す。

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