メジャー3年目を迎えるドジャース前田健太投手(29)が、病み上がりのマウンドで好投した。オープン戦2試合目の登板となったジャイアンツ戦に先発し、2回1/3を2安打1失点3奪三振。元気な姿を披露した。
2月27日の初登板(レンジャーズ戦)では2回無失点と好投したものの、体の「異変」は少なからず感じていた。原因は、ド軍内で一挙25人が感染したインフルエンザ禍だった。前田も巻き込まれ、翌日から39度の高熱に見舞われ、2日間にわたって寝込んだ。その間、早穂夫人特製のおかゆやスープなど消化の良い食事で体力を回復。2日から練習に復帰し、「突貫工事」でこの日の登板に間に合わせた。「投げられるか不安でしたが、感触はすごく良かったです」。
元来、発熱には強いタイプだった。広島時代の2013年9月21日の巨人戦では、38度の高熱にもかかわらず、5回までノーヒッター。結果的に6回1安打無失点と快投し、巨人の胴上げを阻止しただけでなく、ハーラートップの15勝目を挙げた「実績」もある。「(体調は)今日は完璧ですね。思ったより動けたので良かった。これからは、しっかりと体調管理をしたいと思います」。インフル禍を乗り越え、免疫力をつけた前田は、すがすがしい表情で汗を拭った。【四竈衛】