ソーシア監督、大谷マメで早期降板理由の詳細を説明

ロイヤルズ戦に先発し、4回、投球の合間の厳しい表情のエンゼルス大谷。右手中指の皮がはがれているのが見えた(撮影・菅敏)

<エンゼルス4-3ロイヤルズ>◇6日(日本時間7日)◇エンゼルスタジアム

 エンゼルス大谷翔平投手(23)が、右手中指のマメの影響で、5回のマウンドに上がったところで降板した。投球練習後、ソーシア監督らがマウンドに集まり、中指の状態を確認した後、交代が決まった。4回63球、4安打1失点。1点リードされた状況でマウンドを譲ったが、チームは勝ち、大谷に勝敗はつかなかった。

 同監督は、「(マメの)兆候の始まりということで、続投させたくなかった。交代のタイミングだった」と理由を説明。次回の登板を遅らせるかという質問に対しては、「状態を見てみて。多くの選択肢がある。明日休みだし、その次の週にも休みがあるし、これから考えていく」と話すにとどめた。

 また、大谷は球団の意向により、コメントせずにクラブハウスを後にし、ミネソタ州へ移動するチームに同行した。