<ドジャース9-0ロッキーズ>◇10日(日本時間11日)◇ドジャースタジアム
【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)10日(日本時間11日)=斎藤庸裕】ドジャースがロッキーズに大勝し、優勝マジック13が再点灯した。「1番DH」で出場した大谷翔平投手(31)は3打数1安打1打点。2戦連続の適時打をマークし、連続出塁を16試合に伸ばした。この日4安打5打点を挙げたムーキー・ベッツ内野手(32)ら主力が復調し、4連勝で勢いづくチームは12日(同13日)からジャイアンツ、フィリーズとの10連戦。最短で18日(同19日)にも決定する地区Vへ、正念場の戦いを迎える。
◇ ◇ ◇
大谷が派手に活躍しなくても、ド軍が圧倒した。最下位ロッキーズに取りこぼすことなく3連勝。前カードから4連勝とし、優勝マジック13が再点灯した。ただ、正念場の戦いはこれから。ロバーツ監督が気を引き締めるように言った。
「相手がどこであれ自分たち次第だが、ジャイアンツは今、どのチームよりもいい野球をしていて、ワイルドカードを争っている。全力でぶつかってくるだろう。ライバルでもあり、勢いづいているチームとの3連戦は厳しい戦いになる」
12日からの10連戦は、敵地サンフランシスコからスタートする。西地区3位のジ軍はワイルドカード獲得圏内まで2ゲーム差につけており、目の色を変えて挑んでくる。また、ド軍とは8ゲーム差開いているとはいえ、直接対決は残り7試合。長年のライバル同士でもある両軍にとって、負けられない戦いが続く。
敵地3連戦を終えると本拠地に戻り、ナ・リーグで勝率2位の強豪フィリーズとの3連戦を控える。各リーグ、勝率の上位2球団はポストシーズン(PS)で地区シリーズからの戦いとなる。一方で勝率3位のド軍は、このままの順位ならレギュラーシーズンが終了する9月28日からわずか2日後、ワイルドカードゲームに臨むこととなる。フ軍とのゲーム差は4。厳しい状況だが、3連戦のいずれかで大谷が先発する予定。前回登板の5日から間隔を十分に空け、リーグトップの50本塁打、123打点で打撃2冠のシュワバーら強力フィリーズ打線と対決する。同時に、本塁打王のタイトル争いも注目される。
10連戦の最後の4連戦は再びジ軍とのライバル対決となる。最下位で格下とはいえ、ロッキーズとの今3連戦で弾みをつけたド軍。ロバーツ監督は「打線に厚みが出て、相手投手を苦しめられるようになってきたのは、非常にいいこと」と目を細めた。地区Vを目指す上で、最後の関門。まずはその初戦、エース右腕の山本由伸が先陣を切る。