<ワールドシリーズ:ドジャース-ブルージェイズ>◇第3戦◇27日(日本時間28日)◇ドジャースタジアム
異例の“2度目の大合唱”が起きた。
MLBでは7回表終了後、観客が立ち上がって歌う名物イベント「私を野球に連れてって(Take Me Out to the Ball Game)」がある。しかし、この日の試合は延長戦に突入し、ワールドシリーズではレギュラーシーズンのようなタイブレーク制は採用されないため、決着がつくまで戦いは続く。
延長14回に入る頃には、試合開始からすでに約5時間が経過。両チームベンチでは出番を終えた選手たちが疲れた表情を見せ、観客もスマートフォンをいじるなど会場全体が沈黙ムードに包まれていた。
そんな中、14回裏にこの日2度目となる「私を野球に連れてって」のBGMが流れると、スタンドは再び総立ち。肩を組みながらの大合唱が起こり、場内の空気が一変した。
SNS上でも「おかわりあるんだ」「14回でも歌うの!?」「1試合で2回も聴けるとは」と驚きの声が相次いだ。
NHKの中継で解説を務めた元オリックス、カージナルスの田口壮氏(56)も「さっきよりも声が出ていましたね」と笑顔でコメント。延長戦ならではの“異例づくし”の一夜となった。