<ワールドシリーズ:ブルージェイズ1-3ドジャース>◇第6戦◇10月31日(日本時間11月1日)◇ロジャーズセンター
まさかの幕切れで、ブルージェイズは32年ぶりの優勝を決められなかった。2点を追う9回。佐々木を攻め立て、カークの死球とバージャーの中堅フェンス下部に挟まるエンタイトル二塁打で無死二、三塁とした。代わったグラスノーにクレメントが初球を打ち上げ一飛。1死二、三塁からA・ヒメネスは左翼への浅い飛球に倒れた。ここで二塁走者が飛び出してしまう。ボールが左翼から二塁に転送され、併殺で試合終了となった。
ポストシーズン初の「左-二併殺」での幕切れに、二走バージャーは「攻撃的過ぎた。あそこまで飛ぶとは思っていなかった。読みが悪かった」と判断ミスを悔いた。シュナイダー監督は「難しい判断だった。(左翼手)キケがよい送球をした。ワイルドな終わり方だった」と走者を責めることなく、相手左翼手のK・ヘルナンデスをたたえた。
逆王手をかけられた第7戦は、サイ・ヤング賞3度の右腕シャーザーを先発に立てる。第3戦では大谷に二塁打と本塁打を浴びて5回途中3失点だったが、シュナイダー監督は「感情や状況を乗り切るため、マウンドに立つのにこれ以上の選手はいない」。シャーザーのワールドシリーズ第7戦の先発は、19年のナショナルズ時代以来2度目。史上4人目となるWS第7戦の複数回先発は、経験に託す。