ホワイトソックス3A西田陸浮26日メジャー初昇格へ 育成担当「出塁能力たけている」人間性も◎

西田陸浮(23年9月撮影)

ホワイトソックス傘下3Aシャーロットの西田陸浮内野手(25)が、25日(日本時間26日)の本拠地ツインズ戦でメジャー初昇格する見込みとなった。24日(同25日)、MLB公式サイトが伝えた。快進撃を続ける若手主体のチームで村上宗隆内野手(26)との共闘が実現する。

西田はインスタグラムのストーリーズを更新。昇格を伝える画像を引用し「たくさん連絡していただいてありがとうございます 落ち着いたら連絡返しますね」と周囲に感謝した。ホ軍では井口資仁、高津臣吾、福留孝介、村上に続いて5人目の日本選手となる。

西田は東北(宮城)から米短大に留学し、23年に強豪オレゴン大に編入。同年7月にドラフト11巡目で指名された。今季は2Aで開幕し、4月17日に3A昇格。昇格後初の試合で1号ソロを放つなど、打率3割4分7厘と好調だった。この日のグウィンネット戦でも「1番二塁」で出場し4打数2安打1打点、1四球で勝利に貢献した。

ホ軍で選手育成を担当するジャニッシュ氏は、地元メディアに対し「外野3ポジションを守れ、二塁でも高いレベルでプレーできる。そして出塁能力にたけている」と絶賛。「我々のチームで最高の野球選手の1人。彼のプレーは周囲にいい影響を与える」と人間性もたたえた。

米移籍サイト「トレードルーマーズ」は起用について「左打ちの外野は飽和気味のため、左投手を得意とするマイドロスと二塁で併用される可能性が高い。西田は今季、右投手を打ちまくっている」と予想した。

◆東北高校出身の大リーガー 過去は佐々木主浩、斎藤隆、ダルビッシュ有がおり、西田がプレーすれば同校4人目。日本人大リーガーの出身高校別ではPL学園の4人(松井稼頭央、桑田真澄、福留孝介、前田健太)に並ぶ最多人数となる。

◆日本のプロ経験がない日本人大リーガー 西田はオレゴン大からドラフトで入団したため、日本のプロ野球は未経験。日本のプロ未経験で大リーグデビューしたのは鈴木誠(滝川二中退)多田野数人(立大)田沢純一(新日本石油ENEOS)加藤豪将(ランチョバーナード高)の4人がおり、野手では加藤に次ぐ2人目となる。

◆西田陸浮(にしだ・りくう)2001年(平13)5月6日生まれ、大阪府出身。楠葉西中(大阪)では北大阪ボーイズでプレー。宮城・東北高では副主将の3年夏に決勝で仙台育英に10-15で敗れるなど、甲子園出場はなし。マウントフッド・コミュニティーカレッジを経て22年秋、オレゴン大に編入。23年のシーズン25盗塁はリーグ新記録でナッシュビル地区MVP選出。同年7月のドラフト会議でホワイトソックスから11巡目(全体329位)で指名された。168センチ、68キロ。右投げ左打ち。

西田陸浮メジャー昇格へ 佐々木主浩、斎藤隆、ダルビッシュ有に続く東北高校出身大リーガーに

NPB経験のない日本人大リーガーは過去4人、西田陸浮は野手では加藤豪将に次ぐ2人目