松坂大輔288日ぶり実戦で初球暴投「少し緊張」

 ソフトバンク松坂が288日ぶりに実戦マウンドへ帰ってきた。3日、B組(2軍)と韓国・斗山との練習試合に先発。試合での登板は昨年5月20日ウエスタン・リーグのオリックス戦(高知)以来で、2回を打者6人、20球で無安打無失点に抑えた。

 初球は直球が抜け、打者の頭上を越え、バックネットに突き刺さった。「少し緊張しました。途中ですっぽ抜けそうになって、そのまま投げました」。久々の実戦に緊張を隠せなかったが、復調の兆しは2回完全の結果で示した。2回には左打者のバットをカットボールで折るシーンもあったが「ベース上で球を動かすのは武器になるが、それには頼りたくない。直球が中心になるのは変わらない」と、あくまでも直球とスライダーにこだわる。

 次回登板は、今日4日の状態を見て決められるが、2軍戦が基本線。「新しい課題が出てきた。2~3週間でどうにかしたい」。開幕ローテーション入りは逃したが、早期1軍昇格へ、松坂が状態を上げていく。【石橋隆雄】