<オープン戦:楽天1-5ソフトバンク>◇6日◇倉敷
27人斬り“完封”だ。ソフトバンク和田毅投手(35)が6日、楽天とのオープン戦に先発し、4回を1安打無失点。キャンプ中の紅白戦から実戦3試合で合計9イニング2安打無失点。2安打もけん制アウト、併殺で切り抜け27人、球数も83球で完了した。
見せ場は3回2死。川本を直球2球で追い込むと和田がこの試合で解禁したカットボールが、右打者の外角ボールゾーンからストライクに食い込んで来た。見逃し三振-。納得の表情で振り返った。
「今日はカットボールを投げました。(2回の)栗原のファウルと川本の三振。見逃しのバックドアが一番いいボールでした。広くベースが使える練習ができた。(カットボールは)米国では投げていました。今日のが理想の形」。2回、ウィラーへ4球目が158キロと誤表示されるハプニングがあったが、実はイメージする直球が投げられなかった。「そういう時に変化球をうまく使って抑えることができた。トータルで組み立てることができた」。変化球を低めに集め、凡打の山を築いた。
工藤監督も「きっちりコース、低めにいっている。手応えはあったんじゃないか」と目を細めた。本拠地初戦、開幕4戦目(西武戦)の出番へ向け、確実に状態は上向いている。【石橋隆雄】