ラミレス監督「一番悪かった」炎上の三嶋に苦言

6回、重盗で得点を挙げるも厳しい表情のままのラミレス監督(撮影・清水貴仁)

<オープン戦:阪神5-2DeNA>◇10日◇甲子園

 DeNAアレックス・ラミレス監督(41)が先発して11安打5失点と精彩を欠いた三嶋の投球内容を残念がった。

 1回を除き、毎回得点圏に走者を進められる苦しい内容で、直球の最速も141キロにとどまった。ここまでキャンプ中からの実戦では好調をアピールし続けてきただけに「期待していた投球はしてもらえなかった。今季、見た中で一番悪かった」と辛口だった。

 三嶋本人も「今日はテンポもフォームのバランスも悪く、キャンプから良かったインコースへのストレートが投げきれませんでした。自滅してしまい何一つ良いところは無かったです。ストレートがあっての変化球だと思うので、修正して次回の登板の準備をしていきます」と反省に終始した。