指揮者の佐渡裕氏、銀色グラブで始球式 見事空振り

楽天対西武 始球式に臨む指揮者の佐渡裕(撮影・下田雄一)

<楽天4-2西武>◇1日◇コボスタ宮城

 指揮者の佐渡裕氏(54)が始球式を行った。

 元阪神の吉田義男氏(82)から贈呈されたという銀色のグラブで登板。東北の心の復興を推進する「東北サンさんプロジェクト」にちなんで背番号は「33」だった。内角高めへノーバウンド投球を決めて、見事空振りを奪うと思わず両手でガッツポーズし、喜んだ。「阪神で2回やらせてもらったことがあるけれど、去年は大暴投でベンチの方に投げてしまった。安心しました」と話した。過去には人気テレビ番組「題名のない音楽会」で08年から7年半の間司会を務め、国内外で活躍している。

 試合前には兵庫から訪れたスーパーキッズオーケストラの「君が代」などの演奏を指揮した。95年の阪神淡路大震災で全国から支援があったことを感謝し、「兵庫から東北へ恩返しをしたい。たくさんの人に支えられて復興した。この企画はすばらしい。平日の昼間に子どもたちがたくさん来ている。夢のある大人の姿を子どもたちに見てもらえるのはいい」と話した。