広島田中広輔内野手(26)が、2本の長打を放った。

 5回に右翼越えの二塁打を放ち、15打席ぶり安打を記録した。1点を追う9回には右中間を破る三塁打。中継を経た送球を三塁手が後逸する間に同点のホームを踏んだ。

 2本の長打も、走塁ミスを猛省した。相手の失策で出塁した7回。二塁進塁後、丸の左翼へのライナーに飛び出して戻りきれなかった。「慌ててプレーするところではなかった。(打球が)ワンバウンドでも本塁には行けなかった。冷静に走塁すべきだった」と振り返った。