西武大敗で3連敗 田辺監督15失点投手陣に嘆き節

3回途中で降板を告げられ悔しがる西武十亀(撮影・下田雄一)

<楽天15-4西武>◇2日◇コボスタ宮城

 西武が大敗を喫し、3連敗となった。

 先発十亀が3回途中5失点でKOされると、2番手岡本洋も相手の勢いを止められず、4回の1イニングだけで6失点。4回までに11点を失った一方的な展開に、田辺徳雄監督(49)は「序盤であれだけ点差が開いたら、どうにもならない。十亀は制球が甘かった。岡本は余裕がないというか…」と嘆き節が止まらなかった。

 試合後、十亀を次回9日ロッテ戦(QVCマリン)で先発させる方針を確認。ここがローテーション生き残りへのラストチャンスとなる。岡本洋は2軍での再調整が決まった。