西武鬼崎裕司内野手(32)が3年ぶりの1発で一矢報いた。6回の守備から途中出場。8回無死一塁から高めの直球を捉え、1号2ランを右翼席に運んだ。

 今季初安打が本塁打。11点のリードを許す中でのアーチとなったが、「点差が点差なので、後ろにつなぐことだけを考えていました。試合中に橋上さん(作戦コーチ)からも、『雑にならないように1打席1打席大事にしていこう』と言われていた。自分にはチャンスが少ないので、無駄にする打席はないです」と、引き締めていた。