本拠地デビュー戦で虎狩りじゃ!! 広島横山弘樹投手(24)が今日22日、プロ入り初めてマツダスタジアムで先発する。開幕から中継ぎ登板を含め、3試合はいずれもビジターだった。待ちわびた本拠地では、前回7回2安打1失点の阪神を迎える。21日、最終調整で汗を流し、敵の最新情報を収集。地元ファンに白星を届ける準備は万全だ。
思わず、にやりと笑った。登板を翌日に控え、緊張ととともに喜びもある。新人横山は、待ちに待った地元マツダスタジアムでのデビュー登板へ向けた最終調整を終え、高揚感を抑えきれないでいた。
「あの歓声の中、投げられる。勝ちにこだわって、喜んで見ていただけたらいいですね」
満員のマツダスタジアムの雰囲気は、ベンチで味わってきた。1球1球に沸く歓声、拍手、ため息…。地元ファンが作り出す最高のムードの中、マウンドに立つ日を想像してきた。1週間前の14日に予定していたデビュー登板は、前日の雨天中止でジョンソンがスライド登板したため持ち越しとなっていた。16日巨人戦の中継ぎ登板を挟み、中13日で先発する。
相手は阪神。8日、甲子園では7回2安打1失点に抑えた。「スタメンも変わっている。前回の対戦とは違う。また新しい挑戦者の気持ちで臨みたい」。新人右腕に、慢心はない。屋内練習場での調整後、スコアラー室に足を運び、阪神打線の最新映像をチェック。低め、内外角の反応を中心に各打者の傾向を確認しながら、抑えるイメージを構築した。
中継ぎとしてブルペン待機した経験から自覚が芽生えた。「中継ぎは準備するのが難しい。休んでもらうためにも、できるだけ自分が長く投げられるようにしたい」。初先発の3月30日中日戦の7回2/3がプロ入り最長。中継ぎの負担を減らすためにも、自己最長超えを目指す。
チームは20試合で11勝9敗、2位中日にゲーム差なしの3位。ただ、金曜日はまだ1度も勝てていない。勢いをつけるためにも3連戦の初戦を取りたい。新人右腕が大歓声を援軍に、虎狩りを狙う。【前原淳】