17日午後1時半からの清原和博被告(48)の初公判を前に、東京地裁に隣接する日比谷公園では午前9時半から、リストバンド式の傍聴整理券が交付された。わずか20席を求め、雨の中、傘を差した多くの傍聴希望者が列を作った。
子どものころから清原被告のプレーに魅了されてきたという、さいたま市のプロ野球ファン久保雅実さん(33)は、午前3時半から日比谷公園で待機し、列の先頭に。「社会復帰を望むなら、経緯を全て裁判で言うべきだ」と注文を付けた。
学校が休みで午前6時半から並んだ東京都大田区の高校1年井上諒さん(15)は「なぜ薬物を使ったのか。入手ルートを知りたい」と話した。
東京地裁の刑事裁判で、傍聴希望者が過去最も多かったのは、オウム真理教の松本智津夫死刑囚の初公判(1996年4月)。48の一般傍聴席に対し、256倍の1万2292人が並んだ。
次いで多かったのは、覚せい剤取締法違反罪に問われた女優酒井法子の初公判(2009年10月)で、6615人。倍率は過去最高の330倍だった。同じく覚せい剤取締法違反罪に問われた歌手ASKAの初公判(14年8月)は2646人だった。