<日本生命セパ交流戦:広島1-6ソフトバンク>◇3日◇マツダスタジアム
広島黒田が初の3者連続本塁打を浴びるなど、1試合4被弾で散った。昨季の交流戦で8回無失点に抑えたソフトバンク打線にこの日は完全にのみ込まれた。
3回1死から、わずか9球で起きた悪夢だった。柳田に豪快に左中間スタンドにたたき込まれると、内川には左翼席へ。最後は松田にライナーで中堅席に運ばれた。黒田はただマウンド上で打球の行方を見届けるしかなかった。球種はフォーク、スライダー、カットボール。精度を欠いたとはいえ「変化球自体の切れが良くなかった」と悔やんだ。
頸部(けいぶ)神経根症と右肩痛による離脱もあり、白星から1カ月以上遠ざかる。200勝までのカウントダウンも、残り3勝で足踏み状態。日本通算100敗目を喫した。
前日の今季ワースト13失点の悪い流れを断ちきることができず、連敗で2位巨人に0・5ゲーム差に迫られた。黒田は「流れ的に勝たないといけない試合。こういう形になって非常に残念」と敗戦の責任を背負った。昨季勝率5割も、14年まで5年連続で負け越している鬼門の交流戦。1勝3敗から、2年目緒方広島の真価が問われる。【前原淳】