ヤクルト今浪「目の前が真っ暗に」顔面出血で14針

2回表西武2死一、三塁、炭谷の飛球で三塁手川端(左)と交錯し負傷する一塁手今浪(撮影・江口和貴)

<日本生命セパ交流戦:ヤクルト5-1西武>◇17日◇神宮

 ヤクルト今浪隆博内野手(31)が負傷交代した。

 0-0の2回2死一、三塁の守備。マウンド上空へ高く上がった飛球を追って守備位置の一塁から猛チャージ。三塁手の川端と交錯した。川端の左肘が今浪の右ほお付近に当たり、出血した。担架に乗せられ、球場内の医務室に運ばれた。頭部も激しく打っており、試合中に都内の病院でCT検査を受けた。出血した部分は14針縫った。

 今浪は自分の足でクラブハウスから引き揚げ、「血が出ていることは知らなかった。打球を捕った瞬間、目の前が真っ暗になって何が起こったのか分からなかった。まだ頭が痛いです」と当時の状況を振り返った。