ヤクルト今浪に脳振とうの疑い、抹消の特例措置申請

2回表西武2死一、三塁、炭谷の飛球で三塁手川端と交錯し負傷した一塁手今浪(撮影・江口和貴)

<日本生命セパ交流戦:ヤクルト5-1西武>◇17日◇神宮

 ヤクルトの川端チーフトレーナーは、2回に味方選手と衝突して負傷交代した今浪隆博内野手(31)に脳振とうの疑いがあるとして、16日から運用が始まった出場選手登録抹消の特例措置を申請したと発表した。脳振とうでなかった場合は、通常の10日間を待たずに再登録できる。

 今浪はグラウンドから担架で運ばれ、試合中に東京都内の病院で精密検査と、顔面を縫う処置を受けた。また、左太ももを痛めて途中交代したバレンティンについては、病院には行かずに経過を見るとした。