巨人内海「刺激もらった」バレー五輪代表荒木と遭遇

気合の表情で守備練習する巨人内海(撮影・江口和貴)

 巨人内海哲也投手(34)が4日、負の連鎖を“ブロック”することを誓った。チームは現在、7カード連続でカード初戦に黒星。今日5日の阪神戦に先発する左腕は、屈指の“連敗ブロッカー”で、今季は3度連敗を止めた。6月下旬には、女子バレー日本代表の荒木絵里香と横浜・中華街で遭遇。リオ五輪の最終予選を生観戦し、感動した男は、荒木のようにマウンド上での攻防を制する。

 報道陣からの質問“アタック”を、巨人内海は完璧な“ブロック”で返した。チームは現在、7カード連続でカード初戦を落としている。3連敗で迎える今日5日の阪神戦は、流れを変える投球が期待されるが、冷静な口調の中に闘志を込めた。「背負いすぎず、自分ができることを淡々と。勝利に貢献する、その一心」と“連敗ブロック”を誓った。

 脳裏には、ブロックの名手の姿が浮かんだ。6月下旬の休養日、家族とともに訪れた横浜・中華街で女子バレー日本代表の荒木絵里香と偶然会った。「世界をぶち抜く鉄腕エリカ」と呼ばれる日本代表の中心メンバーに大興奮。内海から「荒木さんですか? ジャイアンツの内海と申します」とあいさつし、お互いの活躍を誓い合った。

 内海にとって、胸を躍らせる出会いだった。5月21日、リオ五輪・最終予選のイタリア戦を会場で観戦。試合は敗れたが、本選出場を決め、家族と歓喜した。「みんなでつないで、つないで、点を奪っていくのが大好きなんです。荒木さんと会えて、うれしかったし、刺激をもらった」と笑顔で話した。

 バレーでは、ブロックが時に試合の流れを大きく変える。阪神打線の対策を「走者をためないように、回の先頭を取って」と先頭打者の“出塁ブロック”を挙げた。セ界をぶち抜く「鉄腕テツヤ」が、6月8日の西武戦、15日楽天戦(自身に白星つかず)、26日DeNA戦に続き、チームの連敗を止める。【久保賢吾】