広島野村祐輔投手(27)が6回3安打1失点の好投で両リーグ最速10勝目を挙げた。

 2回に連打から併殺の間に1点を失うも、最少失点にしのいだ。3回以降は中日打線を寄せ付けず、無安打投球。凡打の山を築いた。「ゴロアウトを多く取れたので良かった。失点はしたけど、ダブルプレーが取れて良かった」。3安打された2回を最少失点でしのいだことで流れを相手に渡さなかった。

 自身6連勝で早くも3年ぶり2桁勝利に到達した。「続けられるようにしたい」と、先発の柱としてさらに白星を積み重ねていくつもりだ。