<ソフトバンク0-4オリックス>◇19日◇ヤフオクドーム
ソフトバンクが、まさかの後半戦連敗発進だ。打線は4安打で二塁も踏めず、オリックスに2試合連続で完封負けを喫した。後半戦初戦からの2戦連続完封負けは球団史上初の屈辱だ。2位日本ハムとは4・5ゲーム差。無得点での敗戦は7月に入って5度目。低迷する打線の復調が急務となってきた。
2日続けてスコアボードに「0」が9つ並んだ。後半戦開幕からだと球団史上初。青いユニホームで真っ青になったスタンドが盛り上がる場面をつくれなかった。オリックス西に完封負け。1人の投手に完封を許すのは工藤政権になって初。14年7月16日ロッテ戦の古谷に喫して以来2年ぶりの屈辱だ。
今季6度の0封負けのうち5度が7月。打線の湿りは深刻だ。工藤監督は「みんな、なんとかしようという気持ちが強すぎて、逆になってしまった。相手の投手がよかったと思うしかないですかね」と、西をほめるしかなかった。
この日は1番松田のような緊急オーダーではなく、1番今宮から始まり5番長谷川、6番松田、7番中村晃と本来の形で組んだ。二塁すら踏めなかったが工藤監督は「一番落ち着く形がいいのかなというのはある」と、大幅改造は控える考えを示した。
この日はアーリーワークで、バント練習用のマシンを従来のアーム式ではなくホイール式にした。遅い球ではなく伸びのある140キロの球でバントや目慣らしさせようと打撃コーチ陣が考えた。試合前練習でも使用するつもりが手違いで撤収されてしまったが、チーム全体で何とか不振脱出しようとしている。
「鷹の祭典」は今季3戦全敗で、同一年の3連敗は史上初。「チャンピオンブルー」での苦戦が続いている。試合のなかった2位日本ハムとは4・5差まで縮まった。今日20日は11年4月20日楽天戦に勝って以来、引き分けを挟み8連敗中の鬼門北九州。両翼92メートルの狭い舞台で派手に打ち勝ち、あらゆる負のデータをストップさせる。【石橋隆雄】