<阪神1-6巨人>◇19日◇甲子園
阪神ゴメスが再びスタメン落ちの危機だ。持ち前の長打力を示すどころか、バットに当たらない。巨人内海の老練な投球の術中にハマった。2回、見逃し三振に倒れると4回は低めにチェンジアップを集められて空を切る。6回も低めスライダーに空振り三振。屈辱の3三振を味わった。
7月戦線も半ばを過ぎ、悠長に復調を待つ時期ではない。その兆しを問われた金本監督も「まったく見えないね。当たらんやん、バットに…」と渋い表情だ。今日20日の起用法について「そりゃ考えます」と話すなど、先発外れの可能性も示唆した。6月の交流戦終盤には7打席連続三振するなど、代打を送られるスランプに陥り、19日のソフトバンク戦を欠場していた。リーグ戦再開後は全試合で先発出場するが、7月は打率1割6分3厘にとどまり、不振から抜け出せない。
指揮官から後半戦のキーマンに指名された不動の主力だ。「何もない。明日頑張ります…」と話し、クラブハウスに引き揚げたが状況は深刻だ。今季は打率2割5分、14本塁打で、リーグワーストの87三振…。主砲らしさを見せられず、低迷するチームの象徴になっている。【酒井俊作】
▼ゴメスの7月の月間打率1割6分3厘(49打数8安打)は、セ・リーグ規定打席到達26人中25位(最下位はヤクルト中村1割5分6厘)。7月の得点圏打率は1割6分7厘(12打数2安打)で、6月までの2割7分5厘(80打数22安打)から悪化している。